愛がなんだ
6月1日、土曜日
皆さん、おはようございます!!こんにちは!!こんばんは!!
早いもので、5月が終わり今日から6月。
2019年も半分に突入します。
令和になり1ヶ月経ちます。
時間が過ぎるのがとてつもなく早く
時の流れの早さに焦らされ
怖ささえ感じます。
そんな中、久しぶりに映画を観ました。
「愛がなんだ」
うーん。胸が痛くなるというか苦しくなるというか切なくなるというかすごく愛というもの、人間というものを考えさせられる映画だったなというのが大まかな感想かな。
※もし見てない方でこれから見る方がいたらこの先は読まないでくださいね、ネタバレにもなってしまうので。
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【主な登場人物】
・テルコ
・マモル
・葉子
・ナカハラ
・すみれ
映画の主人公でもあるテルコ。
そのテルコが好きになったのがマモル。
テルコはマモルのことが好きすぎてすごく依存しちゃったんです。すると、生活が自分中心ではなくマモル中心になってしまったんです。
だから、仕事中であっても真夜中であっても、マモルからの連絡を待っていて仕事が手につかなくなり、仕事をクビになる。それでもテルコは全然平気。すごい依存しちゃってますよね。
さらに、新しいバイトをしようと履歴書を持って行き、話してる途中にマモルからの電話があり飲みに誘われると、やっぱりやめます!とマモルの所に向かうあのすごさ…どんだけ好きなんだと笑
しかし、マモルはテルコの事を都合のいい女としか思ってない。
ここに愛はなくてテルコ→マモルの一方通行。
好きになる事がいけないことではないのは誰もが理解してるし、依存しすぎちゃうことも悪いことではない。ただ、自分の生活を相手中心にするのはどうなんだろう?
自分にとってそれが幸せならいいのかな?
テルコは好きという気持ちをエネルギーに競走馬のように前向きで突っ走る笑
バカだなぁとは感じるんだけど好きなもんは好きだもんね、すごく分かる。
そんな中マモルはすみれという女性の事を想うようになり、ますますテルコの事を見てると切なくなる。
だだマモルもマモル→すみれの一方通行。
テルコの親友のヨウコの事を想ってる、ナカハラ。
ここも、ナカハラ→ヨウコの一方通行。
とにかく、この映画は胸が苦しくなる所ばかり。もどかしくなるの。
ナカハラは自分のことなんか何番目でもよくて、ただ求められる事が嬉しい。という突っ走れないけど、離れることも出来ない。
「自分がいるから相手がダメになっちゃうんだ。」なんてセリフがあったけど、テルコの言う通りそれは逃げてるだけ。
でも、一緒にいるのが苦しくて辛くて、最終的にこの判断をするのは結構すごい事だと思う。
そう頭では分かってても離れられない人達って多分結構いるんじゃないかな?
この判断と真逆なのがテルコ。
テルコは、マモルのそばにいたいがために、
好きではないという事を伝え、マモルの恋をそばで応援する事にした。
この判断も結構辛いと思う。だって、ほんとは好きだけどそれを押し殺して好きな人の恋を応援する。うん、辛い笑
テルコとナカハラの判断。
どちらが正しいとかそんなんはなくて、それぞれが決めることだし、ただどちらを見てても居心地悪かったのはたしかかな?
ますます愛って難しく思えてきた笑
ナカハラとテルコの会話の中でナカハラが、
「幸せになりたいっすね〜」と言った。
この一言が胸にきてうるうるした。すごくリアルな感情がこの一言に表現されてて、みんなこの思いをかかえて生きてるんだろうなって思った。
単純に、相手のことが好きすぎて、いろいろと尽くすけど、好きになってもらえない。
もはや、相手のためにやってるのか自分のためにやっているのが分からないよね。
自分以外の他人は冷静に見れていて、もっとこうしたらいいのに、と分かってしまう。その人のために色々とアドバイスしたり、影で行動したり、みんな優しい。
ただ、みんな自分のことは見えてない。いや、自分の悪い所も分かってるけど、どうしようもないのか。
でもこれってぼくはすごく共感して、他の人の事は冷静に見れてるんだけど、自分の事になると全然冷静に見れない。
めちゃくちゃ分かるわーってなった笑
これはただのワガママなのかな?笑
映画評論家の町山智浩さんが愛がなんだの感想をツイートしててその中の1文にこんな事を書いていました。
「人を好きになるのはじつは自分を探すことなのだ。」
なんか、この言葉を見て改めて今回の映画を思い返すと、人を好きになることでそれぞれの性格とか分かってきたし、どんな自分かたしかに分かるから自分探しになってるんだってすごく思いました。
プロの評論家はすごいなー笑笑
今回初めて映画の感想をブログに書いてみました。ダラダラ書いて見にくい所もあると思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございました!
また書きますのでよかったら楽しみにしててください!